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充実!「マニュエル・ルグリの新しき世界Ⅲ」 [Dance/ballet]

Aプロ
平日公演はきつかったけど、満足感の高い演目でした。
しょっぱなの「カルメン」。これまで見た事のない振り付け。
それもおもしろかったのですが、かなり前方の席だったので、なま足のバレリーナの足の筋肉や男性ダンサーの腕の筋肉に圧倒されてしまった。
生肌の筋肉の存在感はすごい!
普段はタイツなどの衣装で隠れているけど、たおやかで美しい動きをつくるその体は超アスリートでした。
そんなこんなで、しょっぱなから圧倒されておりましたが、どの演目も充実したものでした。

特に印象に残ったのは、バナの「赤い涙」。
バナとキリーロフ・ミレフ、海外で活躍する、秋山珠子さんの3人がエキゾチックな音楽にのって体をくねらせる。苦悩とかそういった負の印象。
今回はプログラムを買わなかったし、ネットで演目について調べるという事をしなかったので、実はよくはわからないのですが…。でも、上質なコンテを見られという満足感が残りました。
実はコンテ系の体をくねらせる踊りというのは苦手ですが、今回のはわりあいとすんなり見る事ができました。

ノイマイヤー振付けの「ハムレット」も面白かった。
アッツォーニ&リアブコのパートナーシップも素晴らしい。
シェイクスピアの書いた「ハムレット」の前日譚をユームラスな雰囲気を含みつつも、悲劇の予兆をただよわせて演じていました。

「ルートヴィヒ2世ーー白鳥の王」
ルグリの踊りや雰囲気が素晴らしいのは当然ながら、マリア・ヤコブレワの達者な演技に引き込まれる。
ガンガン踊る演目もいいけど、こういう大人なのもできるのがいい。
そして、ニーナ・ポラコワの衣装がすごい!
肌色タイツのボディスーツ
う〜ん、なかなか着る人を選ぶ衣装ですが、さすがは美しかったです。

Bプログラム
Aプログラムも良かったけど、更にこちらの演目構成は素晴らしかったです。
男女のさまざまな愛と葛藤、別れなどを描いた演目でほぼ統一されていました。

みんな素晴らしいけど、出色は秋山珠子さんとキリーロフ・ミレフの「クリアチュア」と「エイムレス」かな。
クリアチュアはエスニック的?現代音楽?に合せて男女の葛藤が、時にシックに時に暴力的にもみえる感じで踊られていました。
「エイムレス」は雰囲気変わってどちらかと言うと「陽」の印象。衣装からしてカジュアルなシャツ&パンツで楽しそうに舞っていけど、実は無重力のような浮遊感もあり、本当に技術高い!
コンテ巧者な踊り手の動きは、本当にすごい。
くねらせる腕の持つ重量感と機敏さに目が奪われました。

「ノット・ウィズアウト・マイ・ヘッド」アッツォーニとリアブコは本当に多様な表現を今回見せてくれましたが、この演目はユーモラスかつ深刻な人間の精神をあらわすような雰囲気を演じてくれました。
「モシュコフスキー・ワルツ」ヤコブレワ&クルラーエフの超絶技巧が光りました。アイススケートのペアでよくやるような女性を放り投げて受け止めるワザの後にリフトでポーズとか、すごかったです。
Bプログラムはデュポンが参戦。1幕の「ル・パルク」と2幕の「シルヴィア」でルグリと踊りました。
少し大柄に見えるデュポンをルグリがぐるぐるとりふとしたりする大技もさすがですが、大人な二人の描きだす世界は美しい余韻がのこりました。
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