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ソーシャルメディアの可能性が見えてくる『つぶやき進化論』 [ビジネス書]


つぶやき進化論 「140字」がGoogleを超える!

つぶやき進化論 「140字」がGoogleを超える!

  • 作者: エリック クォルマン
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2010/07/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


R+さんより先行レビューということでPDFをダウンロード
ありがとうございました!
今回はiPadのiBookに放り込んで読書しました。

アメリカでベストセラーに躍り出ただけでなく、翻訳されたドイツなど各国でベストセラーとなったという、ソーシャルメディアに関する話題の新刊。

個人個人のニーズが細分化していく現在、従来のマーケティングが有効でなくなりつつある。つまり、普通の人が主役の「みんなの経済」(ソーシャルノミクス)では従来のやり方が通用しないことが多くなってきている。
どういう打開策があるのか?
どうすれば、そんな状態を切り開いていけるのか?

この本では、「みんなの経済」におけるソーシャルメディアの可能性を述べています。
日々進化するソーシャルメディア…。
アメリカの状況を映す事例を多数あげながら、論は展開されて行きます。
ソーシャルメディアがもたらすマーケティングの変革の早さをまざまざと見せられて、ぐいっと引き込まれました。
アメリカの現状をベースに語られているので、日本とちょっと違うなと感じるところと、意外な事にアメリカでも同じような状況だったりすることもありビックリしました。
本筋からは少しずれるかもしれないのですが、こういう文化ギャップと非ギャップを知るのも面白かったです。

ところで、日本だとtwitterの方がFacebookよりもメジャーな気がするのですが、アメリカではFacebookの方が浸透しているのか、
事例の多くでFacebookが最初に語られる事が多い印象を受けました。
個人へ向けた新しいマーケティング展開もFacebookの方がよりニーズをつかみやすいのだろうか?

ぎくりとしたのは、307ページで語られている「いま30歳以下の世代について、甘やかされているとか怠けているなどというレッテルを貼る人もいるが(後略)」。
なんか日本での「ゆとり世代」を見る目に近い気がしました。
けれど、著者はこの世代の他との違いは前向きな違いだと言っています。
私たちはステレオタイプな見方をついついしちゃうけれど、別の視点で見れば違うんだ、と肝に銘じたいと思いました。
これからの世代は会社一本やりな前世代と違い、己のライフスタイルを大切にする。これからは社会情勢やITネットワークの発達によってこの傾向が強まるかもしれないので、ターゲットのニーズに応えるためには、よく理解しておかないと!

お客さんとの接し方、広告とマーケティングの展開など、今、アメリカで実際に試行錯誤している姿をみると、即応力や、アイデア、良い目のつけどころが必要で、それらは日々変化しているんだと感じさせられました。
ソーシャルメディアを利用した展開は、経費削減にも良さそうです。
でも、ソーシャルメディアが何でもお見通しというのもちょっと怖い気がしました。
将来へ向けて日々進化するソーシャルメディア。
わくわくするけれど、あまりにも変化が早く、ちょっと目眩がしてしまいます。
IT関連では、今はどちらかというと電子書籍が大きなトピックスになっていますが、このソーシャルメディアについてももっと知っておかなければならないのでしょうね。


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